チャットする時間の魔力

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よく、「チャットは時間の流れが速い」ということを耳にします。
これは私もよく実感します。
感覚的にはチャットでお話しする1週間は現実の1か月くらいに当たるのではないかと思えるくらい、チャットでやり取りする情報って膨大なんですよね。
ましてや、そこに恋愛感情が入ってくると、さらに密度は濃くなっていくような気がします。

男性が帰宅して、パソコンを立ち上げてチャットルームにアクセスする。
そこで、お目当てのチャットレディが空いていたら、すかさずルームに入って話しかける。
時にはAM2時、3時まで会話が続くこともあります。
まさに、チャットレディとの恋愛にはまってしまっている状態ですね。

かつて、私もチャットでよくお話していた男性に恋愛感情を抱いてしまったことがありました。
ふと、相手の男性が「そうか、こうやってチャット恋愛にハマっていくんだなー」といったのを聞いて、我に返ったのを思い出します(笑)

また、パーティーチャットの場合、そこで会話を交わすということは、常に大勢の人が見ている舞台の上で自己表現をし続けているようなものです。
チャットルームには純粋な観客は存在しませんが、誰もが演者と観客を使い分けながら、誰かの発言に答え、また自分の発言に対しても返事を返されることで、パーティーチャットは成り立っています。

一方、チャットレディと男性の2人きりでお話しする2ショットチャットの場合、完全に2人だけの世界なので、お互いの会話だけに集中します。
現実に会ってデートするより時間的制約は少ないし、一晩中話すことも可能なくらい膨大な時間があり、お互いが100%向かい合っていると感じられる密度の濃さ。
さらに、チャット特有の距離感から生じる自己開示のしやすさが拍車をかけ、なおかつ自分が「匿名」であるという状況こそ、チャット独特の恋愛感情の発生要因だと思います。

100%向き合っていると思っている相手の、実は社会的情報はもとより、外見さえもはっきりとわかっていない状況で、いったい相手の何を信じて恋愛感情を抱いているのかと問われれば、それはチャットの会話で知りえた「相手自身」と答えるでしょう。
匿名であるという安心感が、普段の生活ではかなり親しい人にしか言わないことまで進んで開示させてしまいますし、チャット上で過去の恋愛話や普通なら肌を重ね合わせた相手にしか言わないようなことまで赤裸々に告白してしまう人は多いでしょう。
そこまで自己開示をしあうほどの人間関係であれば、それはチャットによって「相手自身」を知ったと感じるのも無理はないですよね。

毎日何時間もかけて、相手のこと、自分のことを語りあえる関係に「ハマって」行くのは当然だし、恋愛って多かれ少なかれ「ハマる」ものだから、チャットレディに恋愛感情を抱いてしまうのは通常の恋愛よりも「ハマる」スピードが速く、かつ「ハマり度」が深いんです。

それゆえ、お互いに「理解しあえている」という感覚を強く持ち、容姿や職業を超えて「心が通いあえている」という実感は、お互いに「ほんとうの自分を理解してくれる相手だ」という認識を持ちやすくなります。
それが「真の理解」なのかどうかはともかく、チャット恋愛は、普通の恋愛よりも強く、濃密な関係になりやすいんです。

でも、万一実際に相手の男性と会った場合、チャットによるコミュニケーションが上手くいっていればいるほど、「こんなはずではなかった」という落胆が起こる可能性が高くなります。
つまり、チャットで相手を理想化しすぎていたというケースですね。
その落胆の度合いは、もともと「自分の唯一の理解者」だという信頼感があっただけにより大きく、場合によっては相手に裏切られたという感情を持つこともありますので、チャットレディは相手の男性と実際には会わない方がいいのだと思います。

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